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​オーナー様、個人様、企業様へ

​一般的に改修工事の目安と言うものがありますが、目安を超えるとどうなるかという簡単なご説明と対処法など専門分野以外の人にも分り易く写真などを添えてご説明していきます。気になる事があればお気軽に質問、相談承ります。

​■まず最初に様々な分野や業種がありますが、建物にも様々な種類がありそれに合った改修工事を行わなければ安心安全で長持ちする工事にはなりません。今現在建物は重量鉄筋、軽量鉄筋、木造、ALC等ありますがが外壁面に注目を当てて行きます。大まかに分類するとタイル面、塗装面、コンクリート打ちっぱなし面、サイディング面、パネル面、ガラス面があります。もちろん分類別で改修目安や持ちの長さも変わってきます。外からの紫外線や経年劣化、雨ざらし使用劣化、耐久劣化などがあります。場所や材質によって使われる材料も多様化してるからです。と、言っても専門分野ではなければ何もわかりませんよね?その目視で分るものと対処法などをご紹介して行きます

​タイル面

​タイル面にはタイル、目地、シーリング、冊子が存在します。経年劣化や地震などで寿命が縮まります。

​タイルクラックや目地クラックが発生後そこから雨が進入し鉄部の錆や爆裂やエフロが発生し漏水の原因やタイル剥落に繋がります。またシーリングの切れ経年劣化にも同じ事が言えます

​タイルクラックの一例です。目安は0,25以上の幅のタイルクラックは何かしらの処理が必要となってきます。早期に対処すれば建物はそれだけ長持ちします。これを放っておくと目に見えない所で悪い箇所が雨や地震でどんどん広がっていきます

​これはシーリングの経年劣化になります。目地クラックによりシーリングの切れも誘発されています。早期の対処ならばまだ大掛かりな工事には発展しないと思われます。

​これはシーリングの経年劣化と切れが発生しているものになります。もはやこの状態ではシーリングの役割は一切果たしていません。一刻も早くシーリングの打ち替えないと建物自体の寿命が驚くほどの速さで劣化していきます。漏水していないからと、この状態を放っておくと漏水が起きた時には大掛かりな改修工事は避けられません。部分的な補修ではどうにもならないことが多いです

​塗装面

​これは塗装面のクラックの一例です。目地上の塗装にクラックが入っていますがまだシールまで悪さはしていませんが、クラックから雨が入り塗装面と躯体面に隙間を作り浮き部を発生させます。徐々に雨水が溜まり膨らんでいきます。そこから虫や悪臭が発生するようになります

これは塗装の経年劣化とシーリングへの切れを誘発させたものです。タイル面のシーリングと説明は同じになります。タイル面との違いはシーリングの上に塗装が乗るか乗らないかによります。これによってシーリングの材料も異なってきます

​サイディング面

​サイディングボードは軽量で安価であるものの耐久力は強くはありません。また耐水にも強い方ではなく、シーリングなどを怠るとすぐにサイディングボードがボロボロになってしまう特徴があります。

これはシーリングの経年劣化と地震などでシーリングとサイディングボードが切れて離れてしまったもです。この段階ではまだサイディングボードの痛みはみられませんが、これを放っておくと雨によりサイディングボードの割れや浸透によりボロボロになります

​これはシーリングの劣化を放っておいたものです。シーリングの切れから雨水が浸入しボードに浸透し、反り返って耐え切れずに割れたものです。一時的にアンカーで止めたもののシーリングを打ち替えないとサイディングボードの劣化スピードを止める事はできません

​更に放っておくとシーリングは役に立たず雨水は入り放題になってしまいます。ボードの継ぎ目が反り返ってきててアンカーごと曲がってきてしまっています。ボードの裏はカビが繁殖しボードの張替え、シールの打ち替えだけでは済まない状態にあります

​以上の事から専門的な事は判断するのは難しく思いもよらない事から大きな事に全て繋がっています。今何もないからと思わず今何かあるなら対処しとこう!病気などもそうですが早期発見、早期対処に越した事はありません。建物だからと見逃さずに末期になり手の施しようがなくなり建て替えや撤去となる前に今一度見直してみませんか?当社なら見積もり無料で行います。調査だけでも建物診断してみませんか?

© 2017 by hiroyuki

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